若々しさあふれる舞台でした。
横浜藝術劇場で行われた17世紀の傑作、
バロック音楽最大の作曲家モンテヴェルディの
「タンクレーディとクロリンダの戦い」と、
イギリス・バロック音楽に多大な足跡を残したパーセルの唯一の
オペラ作品、「ダイドーとイニーアス」。
16~17世紀の描かれた世界にタイムスリップしたようでした。
旋律の余韻がずっと身体に響いているような、音楽が美しくて、
その音楽に包み込まれているようでした。
歌い手の方々、女性の方も男性の方も立ち姿から声から素敵で終始、魅了。
クラシックの歌い手の方々は、皆さん演技も出来て、バレエなどの舞踊もこなされて、
すごいです。凛としたものがあり、華があって若々しさあふれる舞台でした。
西洋の世界の中に、歌舞伎の要素を散りばめた
「タンクレーディとクロリンダの戦い」。
バリ島を思わせるような、東洋的にも描かれていた「ダイドーとイニーアス」。
不思議な世界、印象深く忘れられない世界でした。
舞台とも違和感のない上手側・下手側に設置された電光掲示板。
そこに、翻訳された歌詞の字幕が掲載されるので、内容もすーっと入ってきます。
「タンクレーディとクロリンダの戦い」の舞台はエルサレム。
「ダイドーとイニーアス」は英国ご出身のH.パーセルが作曲なされた
唯一のオペラ作品とのこと。今もって解決されない
深刻な問題に通ずる題材でもあり、
大きなメッセージも感じました。
当時の素養のある貴族の方々のためのオペラを、
わかりやすく伝えてくださり、演出が斬新で、
大劇場中、舞台の彩りに魅了され、圧巻でした。
演出をなされた彌勒忠史さんのご説明、
指揮の江崎浩司さんのパフォーマンスから始まった舞台に
ユーモアーも感じました。
彌勒さんは、カウンターテナー歌手ですが、
東京藝大卒業後にテナーでデビューなされて、
バリトンも披露され(リサイタルで目の当たりにしました)、
天才的な方で、現在、大学の講師も務められています。
昨年、カッチーニの「アヴェ・マリア」を聴いたとき…
もう胸にズキンときて涙があふれて…いろんな方々の
「アヴェ・マリア」を聴いてきましたが、こんなに感動したのは初めてです。
江崎さんも天才リコーダー奏者と言われておりますが、本当にその通りで、
演奏を伺ったときに驚いてしまいました。
片方の笛で伴奏をして、もう片方の笛で旋律を吹く、それをお一人で!
お聴きした、その笛の演奏の感動を友人たちに伝えたのですが、
信じてくれないのです。
CDだけでは分かりづらいので、ライブを聴いてもらうしかありません。
お話が本題からそれてしまいましたが、18日のブログの続きでした。
(明日につづく)と書きながら、今日になってしまい(気にされていないと思いますが、国枝
&美里の自己満足的なブログではありますが)お詫び申し上げます。
「ウソはダメだよ~」と美里にも叱られたところで、つづきを書きました。
本日ようやく2人で四ツ谷で新年会(新春会)をして帰宅したところです。
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